マリリン・モンロー A-Z
AUTOPSY(2) 検死
マリリン・モンローは、ほんとうに自殺したのだろうか?
トーマス野口博士のおこなった検死結果の続きをみてみよう。
「血液・リンパ液」 膵臓は190グラム。表面は暗紅色で、なめらか。
「内分泌腺」 副腎は一般的な皮質、髄質の構成、甲状腺は大きさ、色、密度ともに正常。
「泌尿器」 腎臓全体で350グラム。外皮表面はなめらか。膀胱には150ccの澄んだ 液体が残っていた。
「生殖器」 外的には異常なし。陰毛の分布は女性特有のもの。子宮の大きさも普通。 子宮壁には瘤腫なく、厚さは通常。子どもを産んだ形跡はない。
「消化器官」 胃袋内にはほぼ完全に何もなし。胃液の量は20cc以下。錠剤の残留物なし。 結腸に鬱血、紫色に変色。
「骨格・筋肉組織」 鎖骨、肋骨、骨盤ともに損傷なし。
「頭部・神経系統」 脳は1440グラム。出血の痕跡なし。表皮の血管にかすかな鬱血。
「標本」 防腐処理をしていない血液をアルコールおよびバルビツール(睡眠剤)検査の ために採血。肝臓、腎臓さらに胃および内容物、尿、腸を毒物検査のために保 存する。
元米大リーグの名選手、ジョー・ディマジオは一度離婚した妻、マリリン・モ ンローと再婚するつもりでいた。 再婚の日取りまで決まっていた。1962年8月8日である。 モンローが謎の死を遂げたのは、その3日前。 いったいどんな「自殺」をする理由があったというのだろうか?
「おそらく自殺」 トーマス野口博士の検死結果は、大きな謎を残したままである。
















