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NUDITY ヌード(1)
「ボッティチェルリのビーナスに異議を唱える人はいないでしょ。それなら、
私のヌードにどうして文句を言うのかしら」
マリリン・モンロー
「注目を浴びたいという願望には意味があったのだと思うの、教会でのミサの
ときのことよ。オルガンに合わせてみんなが讃美歌を歌っていた。私は礼拝堂
のイスにすわったとたん、服をすっかり脱いじゃいたいという衝動にかられて
しまったの。イスから立ち上がって、裸の私を神さまとみんなにどうしても見
てもらいたくなった。私は歯をくいしばって、この手が服を脱ごうとするのを
必死でこらえなくてはならなかった・・・そんな夢を見たこともあった。夢の
中で、フープスカート(昔の張り骨入りスカート)の下に何もつけていない私
が教会の中に入っていく。みんな、通路に仰向けになって横たわっている。そ
の上を歩いていくと、みんな私を見上げたの」
MM、ノーマ・ジーンについて
「ヌードっていうと、人々は妙な感じを抱くのね、セックスに対する感じのよ
うに。ヌードとセックスは世間ではあたりまえのことなのに、火星にだけしか
存在しないかのような態度をとるのよ」
マリリン・モンロー
「生まれたときの姿で誕生日を祝っているみたい」
MM、裸で泳いでいることについて、 1962
「マリリンのような完璧な肢体のヌードは綺麗だ、美とは低俗なものではない」
アグネス・フラナガン
「裸になりたいとか、そういう夢を見ることとか、恥ずかしいとも、罪深いと
も思ってなかった。みんなが私を見てくれると思うと、淋しくなくなってくる。
裸の私を見てほしかったのは着ている服にひけ目を感じていたから・・・いつ
も同じ、色褪せた粗末なブルーのドレス。裸だったら、孤児院の制服を着た娘
でなく、他の女の子たちと同じになれるのだもの」
マリリン・モンロー
「マリリンは若い女の子の体の輪郭を失っていたが、自分では成熟したことを
受け入れようとはしなかった。『プレイボーイ』などの雑誌でも通用するよう
なヌード、セミヌードなんだって言い張っていた。自分の肉体の変化をまった
く認めることができないなんて、悲劇的なことだ」
カメラマンのイヴ・アーノルド、MMについて、1961
「マリリンはバスタオルに体を包み、くつろいでいることが多かった。タオル
が落ちてもかまわない。下に何かを着ていようがいまいがマリリンは気になら
なかった。それはまだヌードになる以前のこと。マリリンは自分の時代を先取
りしていたのだ」
ジョージ・マスターズ
「『女房は生きていた』で泳ぐシーンのマリリンはとても可愛かった。ジョー
ジ・キューカー監督は『ヌードにならないか?』と訊いた。夫役のディーン・
マーチンがそっとのぞいているのに気づきながら真夜中のプールで楽しそうに
泳ぐシーンを撮ることになっていた。マリリンは恥ずかしがるようすもなく、
『いいわ』と答えた。撮影のあと、ラッシュを見たマリリンは大笑いでこう言
った。『まるですごい水泳選手みたい。犬かきしかできないなんて誰も思わな
いでしょ?』」
マージョリー・プレッチャー
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