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 ROBERT SLATZER (ロバート・スラッツアー)


 「MMの恋のダービーでダーク・ホースと言えば、オハイオ出身の文芸評論家、 ボブ・スラッツアーだ。電話と手紙でMMに求愛しつづけてきた。世界中の文学 で彼女の精神を磨いた」  コラムニスト、ドロシー・キルガレン 1952年8月

 「ボブとマリリンの長年の交流は稀有なものだった。いい関係だった、どち らにとっても」          アラン・ホワイティ・スナイダー

 マリリン・モンローにまつわるストーリーのなかで、もっとも論争をかも しだす人物の一人がロバート・スラッツアーである。1927年4月4日、オハイオ 州マリオンに生まれたスラッツアーが初めてマリリンに会ったのは、1946年の 夏、ロサンゼルスの20世紀フォックスだった。当時、スラッツアーは雑誌のリ ポーター、マリリンはモデルから女優を目指し、スタジオと最初の契約がとれ るかどうかの瀬戸際にあった。

 「応接室で読書に没頭していたとき、褐色の髪のキュートな娘が、バカでか い書類入れを抱えてぶらっとやってきた。・・・・彼女は名前を呼ばれた。イ ンタビューの時間だった。立ち上がり、足早にドアのほうに進んでいくその姿 に私の眼はくぎ付けになった。
 振り返りながら、笑みを浮かべてこう言った。
 「ちなみに私、ノーマ・ジーンっていうの、ノーマ・ジーン・モーテンセン」
                       ロバート・スラッツアー
 スラッツアーによると、二人はその夜にデートすることになった。デートで 盛り上がったMMは、太平洋で裸になって泳いだという。

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