あなたが夢をかなえる言葉

ココ・シャネル

「受けるより与えるほうが、はるかにうれしいものよ。仕事にかぎらず、恋愛でもそう」 世界中の人々を魅了してやまないココ・シャネル。体をきつくしめあげる服から女性たちを解放した「シャネル・スーツ」で現代を代表するトップ・デザイナーの地位まで登りつめた。
 シャネルは少女期を孤児院で送っている。父は、家庭を顧みず、母は11歳のときに亡くなった。シャネルは同情されることを拒みつづけた。孤独には弱いが、けっして他に迎合しない性格はこのころに培われた。田舎町のキャバレーで歌っていたこともあるが、のちにパリに出てデザイナーとして成功する。
「私が成功した秘密?がむしゃらに働いたから。働けば働くほどよけいに働きたくなる」「日曜日はきらい。誰も働かないから」
 56歳で引退したが、モード界が「簡素で機能的なシャネルのファッション哲学」からかけ離れていくことに「ノン」を感じて、71歳でカムバック。
「人の一生はそれほど多くのことを満たしてくれない。けれど、夢見た人生は果てしないもの。死後も生きつづける」
 シャネルが世の中に発信した「女性の体と心の解放」というポリシーは、いまも受け継がれ、生きつづけている。「与える人生」は「受けるだけの人生」よりも多くの果実を残してくれる。