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聖林百話
5.HOLLYWOODジョーク
ハリウッドを愛する人々がレストランで、ギル・リーヴィルの「ハリウッド」を片手に語り合った。
エレベーターの中にいて、弾が2つ入ったピストルを持っていたとする。突然、サダム・フセインとヒトラーとハリウッド・エージェントがエレベーターに乗り込んできた。
さて、君はどうするかい?
ハリウッド・エージェントを2度撃つだろうね。
☆
最近、マイケル・オービッツというエージェントが映画界に復帰。ディカプリオ、キャメロン・ディアスやマット・デイモンなどの売れっ子スターたちが彼の管理下に入った。俳優を生かすも殺すも敏腕エージェントの裁量なのである。
エージェントとその愛人が、サメの群がる水域をボートで進んでいたところ、男がボートから落ちたが、けろっとして、這い上がってきた。
愛人はびっくりして叫んだ。
「なぜ、サメが襲わなかったのかしら?」
「同業のよしみというやつさ」
☆
エージェントが俳優を食いものにするサメならプロデューサーはさしずめ、どう猛なハイエナといったところだろうか。
悪魔がハリウッド・プロデューサーの前に現れて、100万ドルの大成功とスタジオの権限をお前に約束しようと言った。「その代わり、お前 の魂、それに女房と子どもの魂をよこせ」と悪魔が迫った。
「かまわない。が、見返りは?」 映画の出来不出来の70%以上は脚本に左右される。だが、プロデューサーのアドバイスでぶちこわしになることもある。
プロデューサーと脚本家が、砂漠に取り残された。のどがからからに乾いて死にそうだった。もうだめかと思ったとき、突如、目の前に、氷の入ったレモネードの大きなコップが現れた。
脚本家がありがたいとコップをつかんで飲もうとしたとき、プロデューサーが言った。
「待て、まずその中に小便をしようや」
映画の撮影所がニューヨークから気候温暖な地、ハリウッドに移ったのは1910年代に入ってから。
いまでも、ニューヨーク(NY)とロサンゼルス(LA)は、比較の対象になり、競いあっている。
「NYが華氏20度(摂氏1・8度)以下のとき、LAは78度(26度)、NYが110度(39度)のとき、LAは78度(26度)。そしてNYには800万人 のおもしろい人物がいるけれども、LAにはわずかに78人しかいない」
(ニール・サイモン、劇作家)
ニューヨーク派のニール・サイモンが皮肉れば、俳優のマーロン・ブランドも負けてはいない。
「ニューヨークは、地獄からやってきた<イボイノシシ>だ」
(マーロン・ブランド、俳優)
「NYが<ビッグ・アップル>ならLAは<ピック・ニップル(大きな乳首)>」
(ルイ・マル、映画監督)
NYとLAの勝負はどちらに軍配があがるのか?
毎日、17分に1人の割り合い(1日の総数85人)でLAに移住してくるというデータもある。
LAがそんなにいいのかしらん。
NYの人口は約733万人。LAは345万人(98年現在)。10万人あたりの犯罪件数、NYは9667件、LAは9272件とほぼ同数。だが、年間の観光客の数は、NYが2500万人なのに対して。LAは2780万人と差をつけて いる。(94年現在)筆者はクリスマスから年末にかけてNYとLAの間を往復した。時差3時間、所要時間5時間。NYが0度、LAが14度、その差14度。体調を崩してしまったが、LAに戻ってほっとした。パームツリーと青空が私を迎えてくれた。
「世界中で翻訳のいらない言葉が2つある。一つはOKで、もう一つはHOLLYWOODだ」
(ハリウッド商工会議所会頭)
やっぱりハリウッドが一番!
サンケイスポーツ 1999/2/15 掲載
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